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【腰椎椎間板ヘルニア】絶対にやってはいけないこと4選

椎間板ヘルニアとは?どんな病気?

人の背中(脊椎)は、24個の椎骨という骨が積みあがって構成されています。その間にクッションのような役割をした椎間板というものがあります。

この椎間板が変形し飛び出してしまい神経を圧迫し痛みやしびれがある状態を「椎間板ヘルニア」といいます。

椎間板ヘルニアには飛び出した椎間板の位置により「頚椎椎間板ヘルニア」「胸椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」の三種類に分けられます。

 

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと

日本人に一番多いとされるのが腰の部分の椎間板が飛び出した「腰椎椎間板ヘルニア」です。

腰痛の原因としてお悩みの方も沢山いらっしゃいます。

そこで、今回は椎間板ヘルニアでやってはいけないことをご紹介させて頂きます。

 

①意識せず重いものを持ち上げる

重いものを持つ

重いものを意識せず中腰の姿勢で持ち上げるのは避けましょう。

椎間板はヘルニアは”椎間板に負担がかかり傷がつき椎間板内にある髄核という組織が椎間板から飛び出してしまい、神経を圧迫している状態”です。

そのため不用意に重い荷物などを持つと、椎間板に更に負荷がかかり症状が悪化するケースもあります。

椎間板は腰を丸めた状態だと刺激されやすいです。

重いものを持つ場合、腰をしっかり落とし膝を使いましょう。

 

②前かがみの姿勢

前かがみは腰痛の元

長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、車の運転、などの前かがみの丸まった姿勢、いわゆる猫背の姿勢を長時間続けることは椎間板ヘルニアを悪化させやすいです。

椎間板ヘルニアの原因はほとんどが生活習慣によるもので、日常生活で腰を丸くしている姿勢が徐々に椎間板を刺激してヘルニアを起こします。

30分に一回立ち上がりストレッチをするなど、血液の循環を良くすることが必要です。

正しい姿勢を保つよう意識するだけでも軽度の方なら症状が和らぎます。

また、当院では長年の生活習慣により正しい姿勢を取れなくなってしまった方でも、骨盤矯正と最新の理学療法の治験から開発された手技、本来の背骨の働きを脳に覚えさせる“モーターコントロール・エクササイズ”を指導して姿勢が正せるようにしております。

 

③運動不足

椎間板ヘルニアになると、腰痛や下肢の痛みが生じます。

痛みが酷いときは休む必要もありますが、症状がそれほどひどくない時は適度な運動が必要です。

運動不足は筋力が弱ったり緊張状態になり、椎間板も硬直したりするのでヘルニアも悪化の一途を辿ります。

ウォーキングやストレッチ、スイミングなどはヘルニアの方にも良い運動です。

これらを継続することにより筋力をつけ、血液の循環も良くなり椎間板への負荷が軽減してきます。

また、運動不足による体重の増えすぎは必然的に椎間板への負荷も大きくなるので、適度な運動での体重コントロールは大切です。

 

④椎間板に負荷をかける運動

運動不足は良くありませんが、その一方で椎間板ヘルニアの方はやらない方がいい運動もあります。

身体の片方に負荷がかかる運動・ひねりの多い運動・一時的に強く負荷がかかる運動は椎間板に良くないとされています。

椎間板ヘルニアに良くない運動

  • ゴルフ
  • 野球
  • テニス
  • 卓球
  • ボウリング
  • バーベル上げ
  • 激しいウエイトトレーニング

具体的に言うと、こういったスポーツが挙げられます。

 

まとめ

椎間板ヘルニアになったら、早めの対策を打ちましょう。

日頃から気を付けることが悪化させないようにする一番の手段となります。

生活習慣を改善するだけで、腰への負荷を減らせます!

 

椎間板ヘルニアの痛みが酷い方へ

 

「生活習慣をちょっと直しただけでは痛みが治らない」

「痛みが酷すぎて何もできない」という方は是非一度当院にご相談ください。

日常生活を送るにおいても腰痛、下肢の痛みやしびれで何もできないと辛いですよね。

当院では、骨盤矯正と最新の理学療法の治験から開発された手技で患者様の辛い症状に対応しております。