椎間板ヘルニアは１０代の中学生から高齢者までみられる症状です。若年層では激しい運動で椎間板が傷つきヘルニアになります。２０代以降から高齢者ではデスクワークや車の運転など、日常生活で腰を丸くしている姿勢が徐々に椎間板を刺激してヘルニアを起こします。脊柱管狭窄症は中年以降に現れる疾患です。背骨の退行性変形、いわゆる老化により、椎間板や脊椎が変形して神経を圧迫する症状です。

ヘルニアや狭窄症では腰痛や臀部の痛みも起こりますが、最も多い悩みは脚がしびれてくることです。特に脊柱管狭窄症では足がシビレて歩けない“間欠性跛行”という症状が現れます。足がしびれて１００メートルも歩けない方も珍しくはありません。当院ではヘルニアや狭窄症による足のしびれには骨盤矯正と最新の理学療法の治験から開発された手技、さらに本来の背骨の働きを脳に覚えさせる“モーターコントロール・エクササイズ”を指導してつらいしびれ症状に対応します。