”腰が痛い”そんな時、ふとよぎるのが「これってヘルニア・・・?」
椎間板ヘルニア、言葉こそよく耳にしますが詳しい症状は意外と分からないですよね。
今回は腰椎椎間板ヘルニアについての症状とチェックリストを纏めてご紹介いたします。
腰椎椎間板ヘルニアって、どんな病気?
体の一部組織が本来の位置から飛び出してしまった状態をヘルニアと言います。
椎間板とは、背骨を構成する椎骨と呼ばれる骨と骨の間にクッションの役割を果たしている軟骨のことを言います。
その椎間板に負担がかかり傷がつき椎間板内にある髄核という組織が椎間板から飛び出してしまった状態を指すのが
椎間板ヘルニアです。
この飛び出した組織が神経を圧迫し、痛みやしびれの症状を起こします。
つまり腰痛を持っている方に多い腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の髄核が椎間板から飛び出してしまったことを言います。
これってヘルニア?腰椎椎間板ヘルニアチェックシート
自分の腰痛がヘルニアなのかどうなのか、気になる方も多いと思います。
以下があてはまるかチェックしてみましょう。
症状編
- 腰の痛みが常にある
- 激しい腰痛がある
- おしりや下半身にしびれや痛みがある
- 下肢の感覚が鈍い
- 痛みやしびれにより足に力が入らず歩行できない
- 排尿障害(排尿がしにくい・失禁がある・頻尿)
- 排便障害(下痢・便秘)
日常生活編
- 起き上がるのがつらい
- 寝返りがつらい
- 長時間立つのがつらい・立てない
- 長時間座るのがつらい・座れない
- 前かがみの姿勢になると腰が痛い・下肢にしびれや痛みが生じる
- 靴下を履く姿勢になると腰が痛い・下肢にしびれや痛みが生じる
これらの症状がある場合、腰椎椎間板ヘルニアの疑いがあります。
受診の目安としてあくまでご参考にしてください。
ヘルニアって何故なるの?
椎間板ヘルニアは10代の中学生から高齢者までみられる症状です。若年層では激しい運動で椎間板が傷つきヘルニアになります。
20代以降から高齢者はデスクワークや車の運転日常生活で腰を丸くしている姿勢が徐々に椎間板を刺激してヘルニアを起こします。
つまり”生活習慣”の乱れによって身体の歪みが慢性化してしまい起こってしまうことが多い病状ともいえます。
自分でできる予防策
大本は生活習慣の乱れによるものがほとんどなので、ご自身でできる対策もあります!
長時間のデスクワーク・スマートフォンの操作
いわゆる猫背の姿勢は椎間板によくありません。30分に一度立つ、ストレッチをするなどを実践してみましょう!
適度な運動
痛みやしびれを我慢するような激しい運動は必要ありません。
無理のない範囲でのウォーキングやストレッチ、スイミングなど、適度な運動を持続することで椎間板ヘルニアは予防できます。
ダイエット
体重が重いとそれだけ椎間板への負荷が大きくなります。
肥満状態の方は、無理のない範囲で少しずつ体重をコントロールしていきましょう。
また、暴飲暴食も内臓に負担がかかり循環が悪くなるのでバランスの良い食事を心がける必要があります。
当院での椎間板ヘルニア治療法
当院では腰痛にアプローチした骨盤矯正を行っております。
椎間板ヘルニアの方の骨盤は基本的に後傾しており、後傾した骨盤は背骨を歪ませてしまいます。
そこで、当院での骨盤矯正により骨盤が本来の位置に戻ることでとびだしたヘルニアにかかる負荷が減り、
更に最新の理学療法の治験から開発された手技、本来の背骨の働きを脳に覚えさせる“モーターコントロール・エクササイズ”を指導してつらい痛みやしびれといった症状に対応します。
まとめ
以上、これってヘルニア?腰椎椎間板ヘルニアチェックシートでした。
あくまで参考程度にしてもし腰痛で椎間板ヘルニアなのか不安だ、腰痛が辛いといった方は是非一度ご相談ください。
一概にヘルニアといっても、とびだす位置も症状も個人差があります。
当院では患者様ひとりひとりの症状に合わせた施術で辛い状況からの改善を目指します!