こちらの75歳の女性は3か月ほど前から度々、左の股関節が伸びない状態になる症状に悩まされてきました。食事を終って立とうとするとビーンッという激痛で腰を屈めて悶絶するような痛みに襲われるようになったのです。
数回、整形外科へも行きましたが『特に異常はない』と診断され、骨粗鬆症の薬を処方されましたが、全くよくならず、さらに悪化してきたため、当院へ来院されました。
当初は仰向けになるにも激痛が襲ってくる状態で、一旦座ると立ち上がる際に、激痛が襲うという状態のために、まずは、食事も立ったまま食べてもらい、出来るだけ座らない生活を心がけてもらいました。
股関節の奥の筋肉の緊張を骨盤矯正で緩めることで徐々に症状が改善してきて、1か月ほどで激痛に悩まされることはなくなりました。
患者さんがひどく痛みを感じていても、病院の診断では「特に問題がない」と診断される場合は非常に多いようです。
ひどく痛いがレントゲンでは異常がないと診断されて、痛み止の薬だけ処方されたが症状が変わらないという方はお気軽にご相談ください。