こちらの女性は昨年末に腹部臓器の摘出手術を受けました。その後静養して、今春からデスクワークに復帰したのですがこのころから腰痛に悩まされ始めました。
長く立っているとつらい、目が覚めたら痛い、寝ている間に寝言で「痛い、痛い」と言っているらしい という状態です。整形外科で診察を受けましたが、「異常なし」と診断されて湿布を処方されただけでした。
整形外科で教えられた体操をしていましたが、悪化してきたの当院へ来院されました。
小学校・中学・高校とバレーボールを頑張っていたせいで腰が反り腰となっていました。骨がしっかりとできていない幼少期から激しく運動を継続することで起きる「反り腰+猫背+巻き肩」の典型な状態になっています。
さらに妊娠出産が反り腰を増悪させ、今回の腹部の摘出手術のような切開して皮膚や筋肉に手術による手術痕が残ることも本来の骨盤の状態を悪化させて腰痛の原因ともなります。
今回は腰に加えて左手のシビレも発症していました。
数回の矯正で腰の状態は症状が半減してきました。
この方のように腹部の手術は腰痛や姿勢に影響する場合があります。
手術後に腰が痛くなった、腰痛が悪化した という方はお気軽にご相談ください!